蒼い顔

naoya_7082004-05-27

姫を送り出して10分も経たぬうちに『ピンポン』とドアベルが。 ドアを開けると元妻が寝癖がついたまま緊張した顔で立っていた。
早朝妻の両親が今お世話になっている施設(聞こえが悪いが老人ホームの豪華版・・らしい)から電話があり義父の具合が悪いらしい。 2週間ほど前に電話で話した時はお二人ともお元気で温泉旅行に出かける話を聞いたばかりだったので『事故』にでもあったのかと思ったら、詳しくはわからないが昨日の夕食後に突然倒れ意識が無いとのこと。
かなりパニクっていて、「どうしたらいいのか」聞きに来た模様。 仕事のパートナーに電話して了解をとり、電車の乗り継ぎを調べていると車ですぐ出かけようとしたのを無理やり止める。 何も無くとも危なっかしい運転しか出来ないばかりか、道順も知らない。 我が家にたどり着いたのも不思議なくらいな様子なのだ。 姫の事もあるし一緒に行くわけに流石にいかないので、上野駅まで送り到着時刻を「施設」に連絡、駅までの迎えと、着いた確認の電話を確約して送り出す。 
入間市に昼前に戻った処、待ちかねたように電話が入り緊急手術をしたが成功したのでまず大丈夫だろうとのこと。 脳出血だったらしい。 温泉旅行の最中でなくて良かった。
病院併設の施設にいたので手遅れにならずに済んだ。

様子によっては来週早々に私も姫を連れて行くことになるかも。
なんといっても、元妻と離婚後8年も一緒に生活したのだし、今住んでいる家の家主様でもあるのだから。

あれほど電話をいれろと言ったのにやはりかかって来ない。
これはやはり家系だな。