猫姫様の場合

≪御主人様≫は、前回緊急入院した時は20日余りも独りぼっちにしてしまい本当に可哀想な事をしたので、今回はいっしょに入院させてもらう事にした。ナゼそんな事が出来るのかと言うと、彼女が生まれたのが、今回の入院先の院長宅だったのだ。 血統書付きの両親の間に生まれた、まったく毛色の違う子猫。それで体裁が悪い(?)とやらで私のところにこっそりと養子に来る事になったのであります。

もうひとつの理由は、現在一緒に住んでいる義母が重度の猫アレルギーで食事の世話もたのめない事。
それがきっかけになり、もう一匹の姫君を預かる事になったのだ。