女性ライダーによるチェルノブイリ「死の町」写真日記サイト

naoya_7082004-04-20

チェルノブイリ原発の廃墟をオートバイで旅するウクライナ人女性の写真日記サイト

 サイトの作成者はエレナと名乗る女性。ウクライナキエフ近郊にあるチェルノブイリ原子力発電所は、1986年に爆発事故を起こし、330万人が被ばく。周辺は現在も居住禁止となっている。エレナの父親は当時、核物理学者として同原発で働いており、エレナと母親を電車に乗せて避難させたという。

 事故から18年経った現在、ゴーストタウンと化したチェルノブイリ周辺地域を、エレナはカワサキモータース製大型バイク『ニンジャ』に乗り、カメラとガイガーカウンターを携帯して旅している。サイトには、閉鎖された発電所無人の集合住宅が並ぶ街の風景や、廃屋に残る焼けただれた家具や人形などの写真とともに、エッセイ風の旅行記がつづられている。

GHOST TOWN:http://www.angelfire.com/extreme4/kiddofspeed/index.html
WIRED NEWSより抜粋

一連の写真をみていると、核戦争後の近未来映画そのままの、すっかりゴーストタウン化したチェルノブイリの不気味さが伝わってくる。
原爆では一度にたくさんの人が死んだが、原発事故では、一つの都市が今だ死んだままになっている。